尾道に行ったら「渡船(とせん)」に乗ってみよう。

2021.08.01

瀬戸内海をもっと知りたいと思ったら、船に乗って、海からせとうちの風景を眺めることをオススメします。で、尾道に行ったら絶対に味わって欲しいのが「渡船(とせん)」です。一番利用しやすいのはJR尾道駅を出てすぐ、正面に見える渡船乗り場です。

 

渡船は文字通り、島と島とを結ぶ渡し船で、1968年に尾道大橋が造られる前は、渡船が尾道~向島を結ぶ唯一の手段でした。実際に今でも多くの地元の人たちが通勤・通学などに使っていて、自転車、自動車、人を同時に運んでいます。

 

ちなみに、尾道大橋には自転車道がないためにサイクリストたちは、「しまなみ海道」ハイウェイのサイクリングを始めるためには、まずは向島まで渡船に乗らないといけません。尾道では3社が渡船を運航。JR尾道駅や市役所のある本州側と、尾道水道と呼ばれる細い海の向こうに見える「向島」を、約5分で結んでいます。渡船の運賃は大人:片道100円。船で海へ出るのに最も手軽でリーズナブル。ぜひ一度は体験して欲しいです。